平成23年12月定例県議会開会

12月12日(月)12月定例県議会が開会した。
知事選があった影響で開会が遅れた。
再選後初の議会とあって、尾崎知事の所信表明である「提案理由の説明」は長かった。
五つの主要政策をパワーアップして実現していくと以下のとおり強い決意を述べた。
第一に、県全体の底上げに向け、腰を据えて継続的な取り組みを行うとともに、より高いレベルを目指して、また、より多くの県民参加を目指して、新たな挑戦を展開するなど、産業振興計画のさらなるバージョンアップを図ることにより、雇用を生み出し、経済の活性化を図る。
第二に、南海地震の強い揺れと大津波から県民の皆様の命を守ることを最優先に、南海地震対策のさらなる加速化と抜本強化を図る。
第三に、「日本一の長寿県構想」のさらなるバージョンアップを通じて、保健、医療、福祉の一層の充実を図る。
第四に、子どもたちの夢や志をかなえる基となる力を育む教育の確立に向けた取り組みを一層推進する。
第五に、極端に遅れたインフラ整備を着実に推進するため、効果的な政策提言を図るなどして国予算の確保に努め、あわせて、必要な県予算措置に努める。
第五に関して、数日前にこのブログで高規格道路窪川・土佐佐賀線の予算が付くかどうか微妙であると書いたが、尾崎知事が財務省に出向いて懸命の要請を行った成果であろう、所信表明のなかでは「平成24年度事業として手続きを進めていただけることとなった」と言った。大きな成果である。
15日(木)から19日(月)までの三日間が質問戦、16日から常任委員会質疑が行われ27日に閉会予定である。