公共交通対策特委の県外調査

6月7日から8日の二日間で公共交通対策特別委員会の県外調査活動で路面電車を経営する愛媛県伊予鉄道(株)、広島県広島電鉄(株)、長崎県長崎電気軌道(株)を視察した。
本件の土佐電鉄の路線は25.3キロ、伊予鉄道は9.6キロ、広島電鉄は16キロの路面電車と16.1キロn宮島線を持っている。
伊予鉄道は赤字経営、広島電鉄は自社で電車の車体を制作するほど大きな会社であるがここも赤字経営である。
唯一、長崎電気軌道だけが黒字経営である。路線は11.5キロ、市内運賃は120円である。
ちなみに高知市内は190円である。長崎市から高知市に観光に来た人が、高知市路面電車は高いですねと言ったという話を議員がしていたが、長崎が安すぎるのではないかと思う。
私が初めて上京した四十数年前、東京の山手線の一区間の電車賃が130ではなかったかと記憶している。
長崎電気軌道(株)の話を聞いたが、諸経費がかかっていないようだ。
移動で鳥栖から長崎までJR九州の特急列車に乗ったが、二人掛けの椅子はゆったりしていて乗り心地が良い、JR四国も車体の工夫が必要であると思った。