13日(火)午前9時から、参議院予算委員会公聴会が開かれ、私は応援当番として傍聴した。
公聴会は来年度予算案について、公募で公述人を選ぶが、実質的には各党が推薦する。
森友学園に関する文書の改竄問題で、野党4会派の議員が欠席する中で、はじめに「働き方改革・社会保障」について、(株)日本総合研究所理事の山田久さん、東京過労死を考える家族の会代表の中原理子さん、両氏が15分ずつ意見を述べた後質疑が行われた。
中原さんは勤務医師をやっていた夫が、過労のため自殺したことにより、いかに家族が衝撃を受けたかを、子供さん達の手記を紹介しながら述べ、聴く人に感動を与えた。
質疑者は、自民党・渡辺美樹議員、公明党・熊野正士議員、維新・片山大介議員、無所属クラブ・薬師寺みちよ議員が11分ずつの待ち時間で質疑を行った。
続いて、「外交・安全保障」について、小此木政夫・慶応大学名誉教授、前泊博盛・沖縄国際大学大学院教授が意見表明を行った。
前泊教授は、その中で「私は野党の皆さんからお招きを受けたのですが、(野党議員が)欠席で残念です」と発言した。
私は招いておいて欠席する野党議員の見識を疑う。
質疑者は、自民党・青山繁晴議員、公明党・三浦信祐議員、維新・浅田均議員、無所属クラブ・薬師寺みちよ議員が行なった。
米国トランプ大統領と北朝鮮の金正恩委員長との会談についての質疑が多かった。
午後2時からは、加藤丈夫・独立行政法人国立公文書館長、原英史・(株)政策工房社長が意見表明、質疑者は自民党・島田三郎議員、公明党・竹内真二議員、維新・浅田均議員、無所属クラブ・薬師寺みちよ議員が行い、午後3時15分散会。
今日14日も、野党の多くが欠席しても予算委員会は集中審議が行われる予定です。