映画「戦国自衛隊」で準主役の戦国武将を演じたのが1980年というから33年前になる。
何という精悍な役者だろうと、強く印象に残り、それ以来のファンであった。
夏八木さんは侍姿の似合う俳優であったが、現代劇でも精悍な男を演じ、うらやましく思っていた。
昨年亡くなった地井武男さんとは俳優座養成所の同期だそうである。
地井さんもテレビドラマの「北の国から」で好演し、好きな役者であった。特にドラマの中で、妻が癌で余命いくばくもない事を友人に話すシーンは強烈な印象として残っていたが、実生活でも同じ状況であったことを地位さんが亡くなった時の追悼番組で知り、役者というのは凄いものだとおもった。
ご両人とも70歳代前半、「惜しまるる時散りてこそ・・・」の言葉がぴったりする。
ご冥福をお祈りします。
