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年末に農林水産業が苦戦している

地元宿毛市の知り合いを回った。
たまたま農業、林業、漁業の従事者だ。
農業では高温多雨の影響で作物が大きな影響を受けている。
 12月の中旬というのに気味の悪い暖かさが続いている。
その原因は南米沖の太平洋海域で起きているエルニーニョ現象だと報道されている。
先日のテレビニュースで、気温が高い影響で大根が大きく育ちすぎ廃棄しているとのニュースが流れた。
私が訪ねたのはブロッコリー栽培業者であったが、気温が高いためブロッコリーの1部が黄色く変色し、出荷できないものが出ているとの事だ。
また、春採れのブロッコリーの植え付けの時期だが、雨が多いためウネを作ることができないとのことであった。
大幅な減収になるとのことであった。
水産業ではちょうどタイとカンパチの出荷をやっており、タイのキロ単価を聞いたところ700円前後だそうである。
数年前であればギリギリ採算の取れる単価であったが、今は餌の配合飼料の値段が跳ね上がり採算が取れないそうである。
配合飼料の原料は南米チリ沖のカタクチイワシ、アンチョビーであり、その漁獲量はエルニーニョ現象の影響をもろに受ける。
私もタイやハマチの養殖を10年間やったが、宿毛湾の海水温にも影響を与えるエルニーニョ現象には大いに悩まされた。
また、林業では相変わらず檜、杉ともに低価格取引が続いており、もっと和風建築の家を増やす努力をしない限り先行きが暗いとの事であった。
正月を前にしていずれも苦戦している現状が分かった。