景気回復も道半ばなのに、日銀がトンデモナイ先走りを決めました。
出来るだけ多くの人に見てほしいので、共有して貼り付けました。
https://www.youtube.com/live/Z4KkLCTe6Ik?si=lt4Bm8ZDoyNlkxjh
景気回復も道半ばなのに、日銀がトンデモナイ先走りを決めました。
出来るだけ多くの人に見てほしいので、共有して貼り付けました。
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3月14日、清和研のパーティー券キックバック問題で参議院政治倫理審査会が開かれ、午前中は世耕弘成議員、午後は西田昌司議員、橋本聖子議員が出席して供述した。
世耕弘成議員は、安倍晋三元総理が暗殺された後の2022年8月上旬に、清和研幹部の塩谷立、下村博文、西村康稔議員の4人と事務局長で会を開いた。
その会合では何も決定していないが、収支報告書にも出る形で返そうではないかというアイデアが出て、私はそれなら反対しないという意見を述べた気がする、と語ったが、誰が提案したかは記憶にないと答えた。
これでは、国民も国会議員も納得しないだろう。
午後に出席した西田昌司議員は、世耕弘成議員の責任を取らない供述を強く批判した。
私は衆議院の政倫審も、武田良太議員の供述もテレビで見た。今回の西田、橋本両議員の供述を見て、事務所によってキックバックされたお金の処理の仕方がそれぞれ違う事が分かった。
マスコミ報道でも、清和研の各議員事務所でも困っていたとの報道があった。
西田昌司議員も繰り返し発言していたが、私も何故清和研だけがこういう裏金作りを派閥全体でしたのか、その理由がよく分からない。
西田昌司議員の政倫審での発言は好感が持てた。とりわけ、秘書がキックバックのお金の処理に困り、清和研の派閥事務所へ行き、領収書を受け取ってもらうよう頼んだが受け入れられず、お金を預けて預かり証を発行してもらったが、それらの事実を西田議員に伝えていなかったとの話があった。
西田議員は、私に伝えると清和研に抗議して、派閥の中での私の立場が悪くなる事を考慮したのではないか、と話し、そうであるなら私の責任だとも話した。
西田議員は参議院当選3回、普通であれば、大臣、副大臣、政務官、委員長などの役職にもついている。それをしないのは、自分で要求しないからだと話された。
そういう経歴だから怖いもん無しで、派閥の中でも国会質疑でも常に自論を堂々と発言する。
西田議員は昨夜、BSフジのプライムニュースにも出演者して、私は最後まで見たが、その発言は非常に好感を持てた。
本日(14日)札幌高裁(斎藤清文裁判長)は、北海道内の同性カップル3組が国に1人あたり100万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、同性婚を認めない民法などの規定は「婚姻の自由」や「法の下の平等」を保障した憲法に反するとし、また「憲法は同性婚も保障しており、現行制度は違憲」とする判断を示した。一方、法改正をしていない国会の対応が違法とまでは言えないとし、国家賠償の請求は棄却した、との報道を見た。
私が大学で憲法を教わった当時「婚姻は、両性の合意のみに基づいて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、」という憲法24条の規定は、男性と女性という両性の合意が前提となっている事は当然の事でした。
憲法の基本書には書かれていませんでしたが、憲法の教授は男女間の婚姻が当然の事であるとして教えてましたし、「夫婦が」という記述もそれを前提としたものでしょう。
本日(3月7日)午後4時より自民党党本部の7階会議室において、自民党政務調査会に置かれている「財政政策検討本部」(西田昌司本部長、城内実幹事長)の今年第一回目の勉強会が開かれた。
講師として元財務官僚で嘉悦大学教授の高橋洋一氏を招き講演して戴いた。
その概要が数十分前にYouTubeの「高橋洋一チャンネル」で公開されましたので、下のアドレスをクリックして皆様是非ご覧ください。
この中では、前回このブログで紹介した財務省よりの議員で構成されている、財政健全化本部長の古川禎久衆議院議員の「日本の財政状況は世界で断トツに悪い。信認を損なわないためにも、財政健全化の努力は絶えず続けていかねばならない」とのコメントに対する反論も紹介されている。
https://www.youtube.com/live/S0x9J4fSpDY?si=39UjvYWeO5v7KDAd
3月4日、古川禎久自民党財政健全化本部長は、マスコミの取材に応じて次のように述べたと報道があった。
【「2025年度に国と地方の基礎的財政収支(プライマリーバランス、PB)を黒字化させる財政目標を堅持する考えを示した。「PB目標先送りの声もあるようだが、それは本末転倒だ」と述べた。インタビューは2月29日に実施した。
古川本部長は「内閣府の中長期試算によれば、歳出効率化の努力を続けていけば2025年度のプライマリーバランス黒字化の実現も視野に入るとされる」とする一方、「高い経済成長や税収増を前提にしており、容易な状況ではない」と指摘した。
そのうえで「日本の財政状況は世界で断トツに悪い。信認を損なわないためにも、財政健全化の努力は絶えず続けていかねばならない」と言及。「25年度のPB黒字化目標は堅持して、歳出・歳入両面の見直し努力を続ける」と語った。】
この考え方は間違いです。
まず、「日本の財政は状況は世界で断トツに悪い」との認識ですが、日本銀行のバランスシートを加えた「統合政府バランスシート」でみるとG7国中2位の極めて健全な財政です。
「統合政府バランスシート」で見る理由は、日本銀行は政府が55%出資している。さらに日銀法では、政府による役員任命権と予算認可権を定めているので、政府の子会社であると考えて良いからだ。
世界の主要先進国では、中央銀行との「統合政府バランスシート」で見るのが普通です。
だから、世界の市場から日本の国債に対する信任が高い為に、国債金利は上がらず、安定している。
マサチューセッツ工科大(MIT)名誉教授のオリヴィエ・ブランシャール教授も、昨年5月に日本で出版された「21世紀の財政政策」の中で、「まず日本国債は投資家層が非常に安定しており、外国人投資家が保有する国債の割合は13%に過ぎない。伝統的に、日本の投資家はより安定的である。第二に、現在では日銀が国債の主要な保有者であり、安定した投資家の役割を果たし、他の投資家と一緒に売却しようとせず、他の投資家が売却したときには進んで購入するだろう。」と述べている。
さらに、国債金利よりもGDP成長率が高ければ(金利<成長率)財政は破綻しない。(ドーマ条件)
日本はこの状況にある。
古川禎久議員は財務省の代弁者だが、そもそも財務省がプライマリーバランスの黒字化を目標とし、こだわるのは財政破綻を懸念しているからだ。
財政破綻を回避する事は我々も同じだ。
しかし、先に書いたようにPB黒字化目標の数式の前提条件が間違っている上に、現在の日本は、国債金利がGDP成長率よりも低い状況が続いている。
何よりも、政府はデフレ状況ではなく、消費者物価が上がりインフレ懸念があると見ているが、実質賃金は21ヶ月連続して下がり続けている。
さらに、消費者物価が上がっているが、これは国内需要が増加し、物不足となって起きる「デマンドプル・インフレ」ではなく、原油価格、飼料価格等の高騰、サプライチェーンの生産力低下など、コロナ禍やウクライナ戦争の影響で輸入価格が高騰したのが原因の「コストプッシュ・インフレ」であり、この状況で、金融引き締めやPB黒字化の為の財政出動縮小をすべきではない。
現行のPB赤字化は問題なく、継続してインフレ率2%が達成されるまで、日銀はもう少しの間金融緩和を続け、政府は国債を発行して財政出動をすべきです。
そうしないと、またデフレに逆戻りする。
国会は会期末になると、野党が予算案に抵抗して混乱する、毎度のことだ。
今回は自民党のパーティー券の問題で、2月29日に衆議院で政治倫理審査会が開かれ、岸田首相や二階派事務総長であった武田良太衆議院議員が出席して質疑、この時、武田議員はパーティー券を千枚売るノルマがあったと発言し、私は驚いた。昨日1日は安倍派幹部であった松野博一議員、西村康稔議員、塩谷立議員、高木毅議員が出席して質疑が行われたので、国会日程は余計混乱した。
自民党の一部議員が派閥のパーティー券のノルマ超過分をキックバックしてもらっていた事が、問題の発端であるので、自民党に一番責任があるのは当然である。
しかし、予算案の衆議院での成立を遅らせるために、野党は小野寺五典予算委員長に対する解任決議案を提出した。そして、直後の本会議で、立憲民主党の山井和則国対筆頭副委員長が趣旨弁明で2時間54分に及ぶ演説をした。
それに加えて、本会議の採決でれいわ新撰組の大石あきこ議員が一人で牛歩戦術をとり、投票出来なかったようだ。
これらの行動も私のいた当時の参議院でも何度もあった。
私の在職当時の参議院野党の演説は、女性議員が2時間くらいやったと思う。
また、牛歩戦術はれいわ新撰組の山本太郎議員ともう一人の議員が何度かやり、投票箱閉鎖で投票出来なかった事もあった。
彼らは国民に対するアピール、国民受けを狙ってやっているのだが、国民から馬鹿にされているのが分からないようだ。
当時、私は牛歩戦術をとる議員を映すニュース映像を見て「こんな場面を放映すなや」と思ったが、今回はさすがに額賀衆議院議長のみを映し、大石議員は、投票箱が閉鎖してから投票札を持って壇上に立っているのが数秒映っただけだった。それだけは良しとする。
今回は、野党でも国民民主党幹事長の榛葉賀津也議員が、記者会見で、山井議員の演説を批判しているのを見た。
先月東京で藤原正彦先生との懇親会に出席したが、藤原先生は「自民党が民主党に政権を明け渡した選挙では、自民党議員のあまりのていたらくに、民主党に投票しました。そしたら、民主党は自民党よりもっと程度の低い議員の集まりでした。」と話された。
野党はこの当時とちっとも進歩していない。
その証拠にマスコミ各社の世論調査では、自民党の支持率も下がっているが、かといって野党の支持率も下がるか横ばいである。
昨夜は、現職の衆議院議員の皆さんから、野党が鈴木財務大臣の不信任決議案を提出するので、その際また長い演説をやるようなので、徹夜になりそうだとのメールが届いていた。
さすがに立憲民主党も山井議員の長い演説で、野党からも批判が出た事で弱気になったのか、鈴木財務大臣に対する不信任決議案は、長い演説もなく、夜の11時半頃には散会したそうだ。