国会の会期末をひかえて

国会の会期末をひかえて、65本の法案成立が予定されており、この日も午前10時開会の参議院本会議で3本の法案が可決成立した。

その中に「所有者不明土地の利用の円滑化等に関する特別措置法案」があった。

私がかねてより興味を持ち、自民党政調部会に出席していた案件の一つである。

特定所有者不明土地(簡易な構造で小規模のものを除いて建築物が存在せず、現に利用されていない所有者不明土地)であって反対する権利者がいないものについては、都道府県知事の裁定により、一定期間(上限10年間)の土地等使用権の設定を可能とする制度を創設するものである。

この法案の成立により、道路や公園など公共の用に供する土地について、所有者不明でも、一定の要件の下、最大10年間の土地利用権が設定できる事となった。

また、私が6日(水)午後、他の議員の差替えで出席した災害対策特別委員会では65本目にあたる災害救助法の一部を改正する法案の審議があった。

これ以外の法案も提出されている。