参議院外交防衛委員会の現地視察その2

翌日は新幹線で名古屋へ移動し、三菱重工業小牧南工場を見学した。

ここではF-35戦闘機の組立工場と、F-15戦闘機のオーバーホール工場を視察した。

この工場も内部の写真撮影は禁止なので、会議室で受けた概要説明の様子を紹介します。

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F-15戦闘機は4年半でオーバーホールをやるそうで、エンジンをはじめかなりの部分を取り外して、再度組立てる作業を流れ作業で行なっていた。

ここまでバラバラにすると長持ちする(約40年)理由もわかる。

F-35戦闘機は米国からいくつかのブロックに分かれて送られてくる、それをこの工場で組み立てる。

しかし、防衛省は昨年、最初の契約の42機のうち38機?だかでこの方式を止め、米国から完成機を購入することに決めた。理由は価格が高くなる為だ。

今後、この工場は、米国のF-35戦闘機などを整備するアジア地域で唯一の工場となるというが、それまで遊ばせる事になり、人員を別の現場に配置する事になると話していた。

三菱重工業としては困るであろう。

次に名古屋港ポートビルで昼食を食べながら概要説明を受けた。

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名古屋港は貨物取り扱い高が日本一、神戸や横浜を抜いている。

その後、飛島コンテナ埠頭へ移動し、飛島コンテナ埠頭(株)の粕谷悟社長さんからコンテナターミナルの説明を受けた。
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最後に名古屋駅近くのJICA中部事務所に移動し、概要説明を受けた。下の写真は外国人研修生の研修の様子。
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夕方6時前に新幹線で東京駅に帰り着いたが、実に充実した委員会視察でありました。