航空自衛隊のF-35A戦闘機が墜落

9日の夜7時30分頃に、青森県三沢市沖の東約135キロの太平洋上でF-35A戦闘機が墜落した。

本日のニュースで、防衛省パイロットが脱出した様子はないとの報道があり、ご家族の了解を得て氏名も公表された。

自衛隊パイロットの家族は、もしもの事故を常に考えていると聞いた事がある。

パイロットは行方不明であるが、ご家族の気持ちを察すると心が痛む。

事故の一方を受けた時、大変な衝撃を受けた。

最近、F-35戦闘機の事を調べ、現在飛んでいる戦闘機では、世界一安全な戦闘機であるはずであったからである。

この戦闘機はもうすでに400機以上が生産され、世界各地で訓練を行っている。

これまでにF-35Bが1機墜落したが、それ以外は初めての墜落である。

しかも今回の事故機のパイロットは3等空佐で、飛行時間3200時間と報道されている。ベテランパイロットだ。

F-35はステルス機であるが、訓練の時には自機の位置を知らせる為に電波を出しながら飛ぶそうだ。

事故機の航跡はレーダーで捕らえられてているはずだ。

報道によると、このパイロットが僚機に対して「訓練中止」を伝えた直後に墜落したようだ。

事故原因は全く分からない。

F-35戦闘機はFMS調達といって、完成品を輸入するのみで、日本が性能解明などに関与できない為に、今後の事故原因調査にどれだけ関与出来るか分からない。

しかし、今後予定通りこの戦闘機を購入していくのであれば、米国政府に対して、事故原因の究明に関して防衛省も共同して関与する意思を伝えるべきであろう。