自民党新型コロナウィルス感染症対策本部の合同会議に出席

7月13日(火) 自民党本部で新型コロナウィルス感染症対策本部のワクチン対策PT合同会議に出席した。

河野太郎ワクチン担当大臣が状況について説明しました。

ワクチンが足りないというマスコミ報道が強調され、正確に伝わっていないので、河野大臣の説明をお伝えします。

まずワクチンの供給について、6月までにファイザー社のワクチンは1億回分輸入され、8800万回分を自治体に供給。モデルナ社のワクチン1400万回分が輸入された。

f:id:nakanishi-satoshi:20210713232616j:image

そしてファイザー社は9月末までに7000万回分とモデルナ社のワクチン3600万回分が輸入される。また、10月以降もファイザー社のワクチン2,000万回分が入ってくるそうです。

モデルナ社のワクチンは9月末までに5000万回分が供給されます。

f:id:nakanishi-satoshi:20210713232824j:image

(赤の実線はワクチンの供給数、配送ベース、青の実線は接種回数)

そして自治体によっては足りないと言う首長からの発言があるが、それは1日の接種量の問題で、当初、菅総理が1日100万回の接種を目指すと発言した時は、そんなことできるわけがないと言う批判の声が報道された。しかし、ここ数日は140万回を超えるペースで接種されています。

自治体によっては全国換算で150万回から200万回のペースで接種が進んでいる自治体があり、各自治体が1日当たり全国換算で120万回程度の接種を行なって頂ければ足りるそうです。

また、高齢者が2回接種する分のファイザー社のワクチンは、6月末までにすでに自治体に全て配っているそうです。

f:id:nakanishi-satoshi:20210713233011j:image

また7月12日時点での高齢者(65歳以上)の総接種回数は、43,551,049回、第一回の接種者は2千7百万以上、人口あたり摂取率は76.13%、2回目接種完了者は1千6百53万回で接種率は46.6%です。

ちなみに、同日の高知県の高齢者の第1回接種率は77.3%、2回目が50%です。

また全年代の1回接種者は3千7百60万人以上で、接種率は29.58%、また2回接種完了者は2千2百65万人以上で摂取率は17.82%となっております。