室戸市で「ふるさと対話集会」を開催

午後3時過ぎに室戸市を訪問した。弘田憲一県議にお願いして午後6時から「ふるさと対話集会」をする予定だ。

室戸市の東側にある椎名地区の廃校になった小学校を水族館にしたら、全国的にニュースになり、沢山の人が訪れている「室戸廃校水族館」へ2人で行った。

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水槽には地元の定置網にかかった海亀が泳いでました、この大きさの水槽が三つあり、他の水槽には鯛やハマチ、アジなどが泳いでいた。
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こちらの水槽にも、漁師さんが寄付してくれた地元で取れた魚が展示されている。
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屋外の25mプールにはシュモクザメや海亀、アジ、さばなどが泳いでいる。これは子供が喜びそうな水族館だ、人気が出たのもわかる。

5人の若い職員さんで運営しているそうだ。
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上の写真は同じ元小学校の一室にある「椎名集落活動センター」で弘田県議と話している所。

集落活動センターは高知県の政策として、県内各地約40ヶ所で地域活性化の活動をしている。

右端がIターンで室戸市へ来た支援員の川島尚子さん、奈良の出身だそうだ。その隣の男性は、地元の定置網、椎名大敷組合の橋本健組合長、
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上の写真右側が橋本組合長、左が川島尚子さん、

地元の活性化について意見交換をさせて頂いた、お二人とも大変熱心で心強い。

ここ椎名大敷組合は百年の歴史があり、35人の組合員が働いており、県外の若者も働いている。

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上の写真は椎名大敷組合が作ったパンフレット、椎名地区は室戸市の東側にあたり、海の向こうは和歌山県だ、年中いろいろな魚種が豊富に採れ、今の時期はブリが採れているとのこと。

何より、月収25万円以上が保証され、勤務時間も定められている。橋本組合長の経営方針だ、素晴らしい。ここにも地域活性化に熱心に取り組む元気な若者がいた。

午後6時から弘田県議の生まれ育った浮津西町地区で「ふるさと対話集会」、38人が集まってくれた。

弘田県議は元県庁職員、県庁を辞めて当時の田村公平参議院議員の秘書になった。その時に、あの優秀な男が何で国会議員秘書の道を選んだんだとの声を聞いた。当時彼と面識はなかったが、数年後に県議選挙に挑戦し、1回目は惜敗したが、当選後はその知識と熱意で自民党高知県連の政調会長などを歴任し、期待通りの活躍中である。

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上の写真、私が20分間国政報告
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続いて弘田県議が地元の課題について県政報告
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市内に県立診療所を再建してほしいとの要望が強く、室戸市議会もその旨決議した事を浜口市議会議長が報告した。
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その他にも室戸市は台風被害を毎年受けるので護岸整備は欠かせない。

この日も会に先立ち、護岸工事を継続中の元海岸(こういう地名)を弘田県議と視察した。

皆さん熱心に聞いてくれた。室戸市は人口が約1万3千人、少子高齢化が急速に進んでいる。

しかし、この日の室戸市訪問で、地域活性化に熱心に取り組む若者たちがいる事もよくわかった。

弘田県議と共に地元の皆様のお手伝いが出来ればと痛切に思った。

それには4月の県議選で弘田県議に三期めの勝利をしてもらう必要がある。4年前の選挙は激戦で、高知県連幹事長であった私は5〜6回応援に入った。

今回も出来るだけの応援に行きたいと思う。

 

安芸市の野町雅樹県議を訪問

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安芸市選出の野町雅樹県議の後援会事務所を訪問した、奥さんと3人で記念撮影。

高知県庁職員で農業問題のプロ、前回の選挙では無所属で戦い自民党公認候補に勝利し、諸々の事情があり、後日自民党入り、今回は自民党公明党推薦で戦う。

これまで4年間、一生懸命地元の課題解決に取り組んできた事を見ている。是非次の4年間も安芸・芸西地区の為に県議会で仕事をしてほしいと願っている。

安芸球場へ初めて行った

9日(土) 午前9時35分着の飛行機で高知へ帰った。

午後1時30分に安芸市商工会議所会頭の山本諭さんを、経営する安芸水産のシラス丼レストランへ訪ねた。

土曜日とあって、この日はこの時間でもレストランは満員の人出だ。我々の座る席がないので車で待つ。

山本さんが来て、安芸球場で合宿中の関西大学野球部と地元の四国銀行野球部が練習試合をしており、横山安芸市長と観戦中だったというので私も球場へ行った。

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(写真左側が山本会頭、私の右側が横山安芸市長)

安芸球場はプロ野球阪神のキャンプ地で有名な所だ、初めて訪れたが、補助グラウンド、屋内練習場もあり立派な設備であった。

予算委員会で質問の機会が与えられた

7日(木)の予算委員会で一般質疑の機会が与えられて、午前10時から質問に立った。

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待ち時間は片道13分間。今回の予算委員会では7月に改選を控えている議員さんだけが質問に立つのだろうと思っていたので、話を頂いた時は意外だった。

しかし、航空自衛隊へ配備中のF-35戦闘機について質問を準備していたので大変有り難かった。

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内容については後で動画を載せるが、F-35戦闘機を欠格戦闘機であるかのように言う勢力があるので、その事に対する反論である。

 

参議院予算委員会質疑動画

 

 

参議院予算委員会が始まった

平成31年度予算案が衆議院から参議院へ送付され、今週から予算委員会で審議が始まった。

4日(月)はテレビ入りで基本的質疑、9時から17時25分までかかった。

委員会の質問時間は、片道方式と往復方式とがあり、今回は片道方式をとった。質問者の待ち時間のみが決まっており、本日のトップバッターである自民党北村経夫議員は41分、同じ自民党太田房江議員は40分、答弁時間に制限はないが、概ね質問時間の2.5倍にするとの与野党の申し合わせがあると聞いた。この日は予定時間より25分オーバーした。

5日(火)も午前9時からテレビ入りで基本的質疑、ところがこの日はトップバッターの立憲民主党福山哲郎議員の質問から大荒れとなり、最後は午後8時近くに終わった。

10時間も狭い椅子に座った、相当に答えた。

衆議院参議院の両方で座り続けなければいけない大臣さん達は頑丈な身体を持っていると、つくづく感心する。

6日(水)もテレビ入りで、統計調査問題に関する集中審議が行われた。この日も9時から午後5時30分はまでかかった。

自民党の堀井巌議員(奈良県選出)の質問が大変勉強になりました。

この日は、立憲民主党小西洋之議員の質問で、答弁に立った内閣法制局横畠長官の答弁で、小西議員に対して問題ある発言をしたと野党から抗議があり、揉めて横畠長官が発言を撤回して陳謝した。

しかし、私は小西議員の安倍総理に対する質問の仕方があまりに失礼であると思った。

予算委員会の模様はユーチューブで公開されるので是非見て頂きたい。

予算委員会とは別だが、4日は午後6時30分から、同じ派閥であり、前農林水産大臣斎藤健衆議院議員の国政報告会がホテルニューオータニであり参加した。

800人はいるだろうと思われる盛況なパーティーであり、斎藤先生に対する期待の大きさが感じられた。

また、5日は正午から自民党本部で団体総局の役員会があり、安全保障関係団体の堀井巌会長の代わりに副会長である私が代理出席した。

参議院選挙に向けて自民党の支援団体に対し、支援のお願いをする要請があった。

毎年行っているのだが、今年は参議院選挙を控え特に念入りにお願いをする必要がある。

参議院二八会の視察研修

28日(木) 参議院自民党の当選同期の会、二八会(ニッパチかい)で、今年は筑波市にある農林水産省の研究機関「農研機構」を視察した。初めは小川、小野寺、進藤、徳茂議員、中西の5名が参加し、午前8時30分にバスで議員会館を出発、10時に現地に着いた。

遅れて宮島、足立、藤木議員が合流した。

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①生物機能研究部門で、最近の組換えカイコ研究やシルク新素材開発研究の成果を視察した。

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上の写真は蚕の繭の遺伝子を操作して発光する繭と糸を作った製品、どうも遺伝子操作は良いという気がしない。
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上の写真は蚕の糸以外に、蜘蛛の糸とミノムシの糸を利用する実験成果の展示、

②果樹茶業研究部門ではY字樹形と自動走行車によるほ場管理、

小雨の降る中で畑を視察、この日は車両走行の実演は中止した。

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③野菜花き研究部門では世界初の青い菊の開発の説明(生花の見学)

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これも遺伝子操作、まだ製品化はされていない。

④農村工学研究部門では自動水管理システム及びため池防災システムの説明と実演

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⑤遺伝資源センター ジーンバンク事業の紹介及び種子保存施設の見学した。

午後からは国土交通省の研究機関である「国土地理院」を視察、電子信号を発信する基準点が全国1300ヶ所に設置されて国土の動きを観察している。

東北大震災で動いたズレは未だに回復途上であるとの説明を受けた。

また、1階の床に日本地図があり、立体的に見えるメガネをかけると海底の地形がわかる。

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私はここで川崎茂信院長から呼ばれ、東北大震災の震源地に比べて、今後予想される南海トラフ地震震源地は陸地が近く、地震の震度が強くなる事の説明を受けた。

津波だけでなく、揺れに対する対策が必要な事が良く分かった。

川崎院長は昨年まで中国地方整備局長で、私が高知県出身である事を知っていた。

次に訪れた「建築研究所」はCLT集成材で作ったモデルハウスを視察した。

最後に「国土技術政策総合研究所、土木研究所」を視察、河川の洪水対策の実験施設を見た。

実際に何千分の一の模型地形を作り、水を流して実験を繰り返さないとよくわからないそうだ。(下の写真は信濃川の一部)

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参議院外交防衛委員会の現地視察その2

翌日は新幹線で名古屋へ移動し、三菱重工業小牧南工場を見学した。

ここではF-35戦闘機の組立工場と、F-15戦闘機のオーバーホール工場を視察した。

この工場も内部の写真撮影は禁止なので、会議室で受けた概要説明の様子を紹介します。

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F-15戦闘機は4年半でオーバーホールをやるそうで、エンジンをはじめかなりの部分を取り外して、再度組立てる作業を流れ作業で行なっていた。

ここまでバラバラにすると長持ちする(約40年)理由もわかる。

F-35戦闘機は米国からいくつかのブロックに分かれて送られてくる、それをこの工場で組み立てる。

しかし、防衛省は昨年、最初の契約の42機のうち38機?だかでこの方式を止め、米国から完成機を購入することに決めた。理由は価格が高くなる為だ。

今後、この工場は、米国のF-35戦闘機などを整備するアジア地域で唯一の工場となるというが、それまで遊ばせる事になり、人員を別の現場に配置する事になると話していた。

三菱重工業としては困るであろう。

次に名古屋港ポートビルで昼食を食べながら概要説明を受けた。

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名古屋港は貨物取り扱い高が日本一、神戸や横浜を抜いている。

その後、飛島コンテナ埠頭へ移動し、飛島コンテナ埠頭(株)の粕谷悟社長さんからコンテナターミナルの説明を受けた。
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最後に名古屋駅近くのJICA中部事務所に移動し、概要説明を受けた。下の写真は外国人研修生の研修の様子。
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夕方6時前に新幹線で東京駅に帰り着いたが、実に充実した委員会視察でありました。