参議院外交防衛委員会の視察その1

2月26日(火) 参議院外交防衛委員会の理事とオブザーバーで現地視察を行った。

午前11時10分に大阪市伊丹にある陸上自衛隊中部方面隊を視察、岸川総監はじめ隊員から栄誉礼を受けた。

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中部方面隊の岸川総監は、私が高知県議時代に第14旅団の旅団長をされており何度か話をする機会があった。

一昨年の夏に、南海トラフ地震を想定した救助訓練で宿毛へ来られた際に再開し、私が中部方面隊を訪れる約束をしていたが、2度にわたり予定が中止になった経緯があり、訪問がやっと実現した。

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ここでは昨年夏の西日本豪雨災害への対応と豚コレラへの対応の説明を受けた。

災害派遣では私の地元である高知県大月町も、昨年夏にお世話になった事はこのブログに書いた。

感謝している。

しかし、豚コレラの対応はどうだろうか、自衛隊員が出来ることは、豚を屠殺する為に追い込むことと、処理した豚を埋める事である。民間業者で出来る事だ。

しかも、屠殺する現場に立ち会う為、心のケアも必要との事、こんな事にまで自衛隊員を出動させる必要があるのかどうか、疑問に思った。

今年の6月に開催されるG20大阪サミットの会場である大阪府咲洲庁舎を訪れ会場を視察した。

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会場での外務省の説明の様子
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上の写真は咲洲庁舎展望室から見た大阪市の眺め、素晴らしかった。

世界各国の要人が集まる現場では、国によっては食料も料理人も自国から連れてくる国が多いそうだ。セキュリティの為、毒を盛られるのを防ぐ為だ。

次に神戸市のカワサキ重工業の潜水艦製造工場を視察、ここでは工場内部の撮影は禁止の為に写真はない。下の写真は会議室で工場の説明を受けているところ、

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海上自衛隊の潜水艦は三菱重工業カワサキ重工業とが毎年交互に生産している。

現在は「そうりゅう型」潜水艦の製作現場をつぶさに見学した。

初めての経験であったが、日本の通常型潜水艦製造技術は世界一といわれてるが、本当に感心した。

船体を作る鋼材が意外と薄く感じた。

引き渡し直前の潜水艦「しょうりゅう」も外の岸壁に係留してあったが、こちらは外からの見学のみ。

この日は神戸泊、ホテル内のレストランで懇親会を行なった。

 

沖縄県の県民投票結果

24日、沖縄県の米軍基地辺野古沖での埋め立て工事について、県民の7割の方が反対であるという投票結果が出た。投票率は52%だそうだ。

投票結果は国の判断を拘束しないそうだが、ここでは滑走路予定地の広い地域で軟弱地盤が見つかり、その対策の為に工事期間の大幅延期、工事費の増額が予想されている。

このまま工事を進めるわけにはいかないだろう。

政府は米国と協議の上、何らかの対応をしなければならない可能性が出てきた。

いの町で「ふるさと対話集会」開催

24日(日) 地元の横山文人県議のお世話で、國友商事の会議室をお借りして、いの町吾北地区で「ふるさと対話集会」を開催した。

吾北地区、本川地区の自民党員をはじめ十数名の皆さんが集まってくれた。

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山間部であり、林業振興、過疎対策など様々なご意見を伺った。また、県の林業振興部、土木部に対し、政策ならびに職員の対応について厳しい意見も出た。

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この日頂いたご意見は、横山県議と共に、県と国にしっかりと伝え、改善していく所存です。

 

各務原市へ

22日(金)午前10時から参議院本会議、人事議案の為7分で散会。

すぐに東京駅へ行き、午後1時15分岐阜駅着、カワサキ重工業の社員の出迎えを受け、同社の岐阜工場へ向かう。

昨年新築された本社の玄関には、航空自衛隊のT4練習機が置いてあり、しかもブルーインパルスの塗装、前で記念撮影。

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この工場はP1対潜哨戒機、C2輸送機の製造組み立てを行なっている。

2機種が同時開発で、共通の部品を使っていると聞いていたので同じくらいの大きさかと勘違いしていた。C2輸送機の方がだいぶ大きい。

両機ともに、三菱重工業、スバルなど数社が機体などを分担して制作している。

説明と工場視察のあと「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」を見学した。
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屋外には上の写真のP2J対潜哨戒機、US1飛行艇などが展示してある。
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中に入ると300機ほど製作された複葉機のサルムソン偵察機があった。
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上の写真の飛燕は、鹿児島の知覧にあった機体を、カワサキ重工業が買い取ってこちらに移したそうだ。飛燕はカワサキ重工業が製作していた。
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上はF104戦闘機
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このように19機が展示してある。
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飛行機好きの私にとっては楽しい視察であった。

ホンダジェット機開発の本

昨日羽田空港の本屋で「ホンダジェット誕生物語」なる本を見つけ、400ページの文庫本だが一挙に読んでしまった。感動した!

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作者の杉本貴司さんは日本経済新聞社の記者で1975年生まれ。

2011年秋にニューヨークのアメリカ支社へ転勤になった機会に、アメリカ在住のホンダのジェット機開発の人達を取材して、2015年10月に日本経済新聞社出版社から「大空に賭けた男たちーーホンダジェット誕生物語」という題名で単行本として出た本を、昨年12月に加筆修正、改題して出版したものだそうだ。

下の写真がホンダジェット機だ。この写真を初めて見た時、翼の上にエンジンが乗っている変てこりんな飛行機だと思った。
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(この写真はインターネットでとったものです)

この本を読んで、その理由もわかった。

ホンダが秘密裡に小型ジェット機の開発を始めたのが1986年の事だそうだ。それから30年かかって実現している。しかも、機体もエンジンも両方自前で作っている。

これは凄い事だ。

小型ジェット機を造っている他社はエンジンは別の会社に依頼している。

今、仕事柄、次期戦闘機の開発で専門家の話を聞くことが多い。

小型ジェット機とは違うが、機体もエンジンも自分達で造ったと言う事に信じられない思いがする。

この本には、ホンダジェット開発チームの藤野道格(みちまさ)氏をはじめ多くのホンダ人(こういう言葉があるかどうかわかりませんが)が関わり、とてつもなく高い壁を何度も乗り越えて完成させた物語に感動した。

創始者である本田宗一郎氏が社長を退いたのが1973年だそうだが、その精神は未だに社員に受け継がれている。

私は28歳の時から最近まで、オートバイを乗り継いでいた。

その中にCB250TとXL250S、TL200がホンダのオートバイであった。

車のトヨタのように優等生のオートバイであり、私はカワサキのバイクの方が好きで、Z400FX(東京時代に盗まれてしまった)、Z900ニンジャは素晴らしいバイクであった。

しかし、本田宗一郎氏は非常に魅力のある人で、会った事はないが尊敬していた。

また、ホンダという会社もヤル気さえあれば、その人を評価する会社である事も知人を通じて知り、凄い人だなぁと思った。

この度この本を読んで、創業者本田宗一郎氏の精神は未だに引き継がれている事を知り、感動しました。

 

須崎の養殖業者と対話集会開催

17日(日)午後2時30分から、須崎市の西内健県議にお願いして、野見漁協の西山洋組合長、最近市議会議員となった西山慶さんはじめ、若手の漁業者に集まってもらい、「ふるさと対話集会」を開催して頂いた。

この日は、翌日の「野見の潮ばかり祭り」の準備で忙しく開会が30分ほど遅れたが、10人ほどが集まってくれた。

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[上の写真右が西内健県議]
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[上の写真左側に座っているのが西山組合長]

私は自己紹介で昭和63年に宿毛市へ帰り、平成9年までの10年間、父親の後を継いでハマチとタイの養殖をやったことを話した。

野見漁協は隣の大谷漁協と並んで、鯛の養殖で有名な地域で、この日も養殖漁業の振興策について意見交換を行った。

高知県の漁業従事者数は5年前で約3950名、今はもっと減っているだろう。現地に行くまで、こんなに若者が多いとは思っていなかった。

積極的な若者が多く、私に出来るだけの事はしたいと思った。

中央大学少林寺拳法部のOB総会に出席

16日(土)午後4時から御茶ノ水中央大学駿河台記念館で中央大学少林寺拳法部のOB総会が開かれて出席した。

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私は12期生、上の写真は5期〜6期の先輩の皆様と、f:id:nakanishi-satoshi:20190216185101j:image

上の写真真ん中は5期の中沢先輩、何十年振りかに再会しました、その隣は9期の鴨下先輩。
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上の写真は現役の副将の村杉君、
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上と下の写真は現役、2年生だそうだ。
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