自民党の政調部会に尾崎知事が出席

23日(火)午前8時から自民党本部で開催された「農産物輸出促進対策委員会」に尾崎正直高知県知事が出席し、高知県の柚子や日本酒の輸出について現状説明をされた。

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私は当初この会に尾崎知事が出席する事を知らず、この日午前7時50分から、国会議員有志で春の例大祭が行われている靖國神社へ参拝する予定であったが、この部会の関係者ヒアリングに高知県の名前があったので、昨日この会へ出席する事を決めたのだった。

尾崎知事は高知県が主導で、フランスへユズ果汁の輸出に取り組み、その後「青果ユズ玉」輸出へ取り組んだ際の苦労話、またフランスへ高知県産の日本酒の輸出へ取り組み成果を挙げている事、今後は水産物の輸出に取り組みたいとの話をされた。
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せっかくなので、私は尾崎知事へいくつか質問した。

今後はアメリカやオーストラリア、東南アジアなどに広げたいとの話を聞いたので、その際の植物検疫の心配事はあるかとの質問をした。

尾崎知事から、青果のユズの輸出は、植物検疫の基準がフランスが一番厳しかった。農林水産省の協力を得てフランスの検疫をクリアした事により、EU諸国へ売り込む道が開けたとの回答があった。
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もう一点は水産物の輸出に積極的に取り組むとの話があったので、私が参議院議員になって以来、山本有二農林水産大臣からお誘いを受けて、養殖魚輸出の協議会に加わっている事。

彼らの話の中で輸出のネックになっていたのが、日本の厚生労働省であった事などを紹介して、ブリの稚魚であるモジャコの人工孵化に対する取り組みへの支援、人工飼料への支援などをお願いした。

ちょうど厚生労働省の担当者である食品監視安全課の道野課長も出席されており、回答を頂いた。

 

衆議院補欠選挙の結果は

沖縄も大阪も自民党の2連敗、両方ともかなり厳しいと聞いていたので予想通り。

各社の世論調査における自民党の支持率は堅調だ。しかし沖縄と大阪は、地域の状況が他地域とはかなり異なる。自民党支部の様子も異なる。

とはいえ、この流れで参議院選挙は厳しくなった。

後は安倍総理がどう判断するかだろう。

高知市で天皇在位30周年記念植樹

20日(土)午後3時から高知市の牧野植物園で、尾崎高知県知事主催の天皇在位30周年記念植樹行事があり出席した。

この日は、県議数名、県下の多くの市町村長さんが出席した。記念式典の後、尾崎知事、土森正典県議会議長、杉本牧野植物園副園長が橘の木を記念植樹した。(下の写真)

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牧野植物園は佐川町出身で、植物学者としては日本一有名な牧野富太郎博士を記念して、高知市五台山に造られた公園で、私が県会議員の時にも何度か改修され、今回も上の山を大きく公園として改修中である。この日も多くの入園者がいた。花の好きな私は時々訪れる。

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屋内では海老名ランの展示会をやっていた。(下の写真)

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韓国の日本水産物に対する輸入規制について

17日(水)午前8時から、 自民党本部で政調会の水産部会・外交部会・水産総合調査会合同会議が開かれ、韓国の日本産水産物等の輸入規制に関するWTO上級委員会の報告書について、外務省と水産庁から説明があった。

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この件については、先週の金曜日12日の水産部会・水産調査会合同部会でも自民党議員から水産庁に対して大変厳しい意見が多く出た。

一昨日の参議院外交防衛委員会理事会でも外務省から説明があったので、私も日本外交の敗北について厳しい指摘をし、今後の巻き返しについてハッパをかけた。

WTO上級委員会報告書の内容は、⑴韓国の輸入規制措置がWTO協定に非整合的であるとしたパネル報告書(第一審)の判断について、その分析が不十分(本来考慮すべき全ての事項を十分に考慮していない)であるとして取消し。

⑵韓国は輸入規制措置を強化する際に求められる周知義務等を果たしていなかったとして、WTO協定に非整合的であることを認めたパネルの判断を支持。

日本産食品は科学的に安全であり、韓国が定める安全性の数値基準を十分クリアできるものとしたパネルの事実認定については、上級委員会は取り消していない。

以上が報告書の要約だが、簡単に言うと、日本産水産物は安全であるが、韓国が文句を言っているのでそちらも考慮しましょうということだ。

日本外交の敗北であり、韓国のロビー活動の勝利である。

韓国は日本に対してはあらゆる手段で嫌がらせをやってくる国であり、今回の件もその一環だ。

なお、上級委員会は7カ国の代表7名で構成されているが、現在4名が欠員で、米国、インド、モーリシャスの3名が委員だ。

欠員の理由は米国が上級委員会の改革を主張して、欠員の補充をさせない為であるそうだ。その報告書は、裁判と違って覆せないシステムになっている。

今日の会議でも、日本外交の敗北について、外務省、水産庁に対して多くの厳しい意見が出た。

外交防衛委員会で質問

16日(火)午前10時から参議院外交防衛委員会で質問に立つ機会を与えられた、質問時間は26分間。

昨日まで中国で外相会談などをこなしてきた河野外務大臣に日中外相会談について、F-35A戦闘機の墜落事故の対応におわれる岩屋防衛大臣に墜落事故の状況と今後の対応ついて、深山装備庁長官には国内の防衛産業の振興について質問した。詳細は明日動画を配信します。

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下の写真は深山装備庁長官、
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宿毛市観光開き

13日(土) 午前10時30分から、宿毛市の林邸前で宿毛市観光開きがあり祝辞を述べた。

近隣の市町村の首長さんたちもたくさん参加していただいた。

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祝辞の中で、高知県の入り込み観光客数はNHK大河ドラマ龍馬伝」が放映された平成22年に435万人を記録した。

その後400万人を切ったが、尾崎知事は目標数を400万人と設定して様々な取り組みを行い、その結果平成25年には400万人を超えた。

昨年、一昨年と観光客数は440万人を超えており好調である。

先程、中平宿毛市長からも幡多地域に多くの観光客が訪れているので、力を合わせて観光客の増加に取り組むとの話があった。

この林邸の隣にある宿毛歴史館は来場数の基準値が2171人であり、高知県の進める幕末維新博の目標来館者数を6千人としていたが、一昨年は8680人を記録し、昨年の暦年でも約6千人の入館数を達成した。

今後は、中平市長を先頭に、昨年2隻であった宿毛湾港への客船の寄港促進に取り組み、宿毛市への観光客増加を目指しましょう。と話した。

下は鏡開きの様子
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1回目の餅投げ
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