四国選出国会議員の会で四国新幹線の勉強会開催

2日(水)午前11時30分から自民党本部において、四国選出の自民党衆参議員の四国ブロック両院議員会が開催され、そこで四国整備新幹線の勉強会が開かれるので、四県の公共交通議員連盟からも出席してほしい旨の電話が四国経済連合会(四経連)からあり、午前7時35分高知空港発の飛行機で、四国公共交通議員連盟会長である私と、事務局長である弘田兼一県議が上京した。
四国ブロック両院議員会は現在は愛媛県選出の村上誠一郎衆議院議員が会長で、定期的に意見交換会をやっているそうで、ほとんどの国会議員さんが出席された。(写真は中央が村上代議士、その右隣が中谷代議士、その隣が徳島の後藤田代議士)
f:id:nakanishi-satoshi:20140703080426j:plain
今回は四国公共交通議員連盟からお願いして国会議員の先生方に勉強会をお願いしたものだ。
今回の勉強会には、浜田恵造香川県知事、JR四国から泉雅文社長、西牧世博常務、四経連から常盤百樹会長、三木義久専務理事が出席、公共交通議連からは愛媛県から明比会長、徳島県から樫本会長、香川県から斉藤県議が出席した。
始めに浜田香川県知事と泉社長の挨拶の後、四経連の三木専務が、公共交通議連で説明した資料に基づいて四国新幹線の可能性について説明した。
続いて、国交省鉄道局鉄道課の石井昌平課長が、全国の整備新幹線の整備状況と今後の計画について説明した後、質疑応答に移った。
何名かの国会議員から、路線や費用便益比(B/C)について質疑があったが、特に第二国土交通軸との関係について質疑があった。
愛媛県山本公一衆議院議員が、大阪から徳島、松山を通って大分県に抜ける路線については、大分県が盛り上がっていることはよく分かっているが、愛媛県大分県との海峡は水深が約200メートルあり、ここに海底トンネルを抜く事は課題が多いので現実的でない、まずは四国内で高松、徳島、松山、高知を結ぶ事が先決だと発言して頂いた。
まとめで、村上誠一郎会長が、来年開通する北陸新幹線の整備促進運動を、当初森喜郎議員さん達北陸出身の国会議員がやっている時は、何をやっているんだろうという思いで見ていたが、もうすぐ実現する今になってみれば、完全に自分たちは立ち遅れたという思いでいる。これから我々が四国新幹線の整備促進運動をやるためには、いつ迄に何をやればいいのか方向性を示してほしいと、国交省の石井課長、JR四国、四経連にお願いした。
私からも、四国公共交通議員連盟会長として、国会議員の先生方が整備促進議員連盟を立ち上げて頂くよう強く要請した。
予想以上に盛り上がった会であった。
これから議員連盟を立ち上げて運動を起こしても実現するのははるか先の事である。しかし、まずは運動を起こさない事には前に進まない。