四国ブロック両院議員会は現在は愛媛県選出の村上誠一郎衆議院議員が会長で、定期的に意見交換会をやっているそうで、ほとんどの国会議員さんが出席された。(写真は中央が村上代議士、その右隣が中谷代議士、その隣が徳島の後藤田代議士)
今回の勉強会には、浜田恵造香川県知事、JR四国から泉雅文社長、西牧世博常務、四経連から常盤百樹会長、三木義久専務理事が出席、公共交通議連からは愛媛県から明比会長、徳島県から樫本会長、香川県から斉藤県議が出席した。
何名かの国会議員から、路線や費用便益比(B/C)について質疑があったが、特に第二国土交通軸との関係について質疑があった。
愛媛県の山本公一衆議院議員が、大阪から徳島、松山を通って大分県に抜ける路線については、大分県が盛り上がっていることはよく分かっているが、愛媛県と大分県との海峡は水深が約200メートルあり、ここに海底トンネルを抜く事は課題が多いので現実的でない、まずは四国内で高松、徳島、松山、高知を結ぶ事が先決だと発言して頂いた。
まとめで、村上誠一郎会長が、来年開通する北陸新幹線の整備促進運動を、当初森喜郎議員さん達北陸出身の国会議員がやっている時は、何をやっているんだろうという思いで見ていたが、もうすぐ実現する今になってみれば、完全に自分たちは立ち遅れたという思いでいる。これから我々が四国新幹線の整備促進運動をやるためには、いつ迄に何をやればいいのか方向性を示してほしいと、国交省の石井課長、JR四国、四経連にお願いした。
予想以上に盛り上がった会であった。
これから議員連盟を立ち上げて運動を起こしても実現するのははるか先の事である。しかし、まずは運動を起こさない事には前に進まない。