業務概要調査5月20日

昨日は中央西土木事務所(いの町)、越知事務所、仁淀川地域産業振興推進本部の調査。
いずれの土木事務所も事業量は昨年に続いて多い。
本日20日の午前中は国土交通省の高知河川国道事務所、土佐国道事務所、高知港湾・空港整備事務所の3事務所を一括して調査、各所長さんから説明を受けた。
昨日、現地調査で土佐市の海岸堤防の強化工事を視察した際、近くで国交省の直轄工事現場で鋼管杭を打ち込んでいる現場を見た、本県の(㈱)技研製作所の技術が使われている、良いことだ。
地中へ15メートル以上打ち込んでいると聞いて驚いた、その上にコンクリート製の堤防が乗る。
安達高知河川国道事務所長に聞いたら、20メートル打ち込んでいるとの事であった。
それだけ打ち込まないと、地震の際に液状化を起こして堤防が壊れる可能性があるそうだ。
また、西村高知空港・港湾事務所長からは、本日10時30分から開催される「高知港における地震津波防護の対策検討会議」に提出する資料に基づいて説明を受けた。
それによると、高知港の入口に設置を検討していた、地震の際には浮上して津波を防ぐ可動式防波堤は、あまり効果がないという結果が出たので設置を見送り、高知港の入口と孕み地区の二箇所で航路を狭める事によって津波の威力を減衰させる方法をとるとの事であった。
予想外の説明であった。