業務概要調査5月20日(火)午後

20日午後は高知土木事務所の調査、正職員104名、非常勤職員10名の計114名を抱える県内最大の事務所だ。
当事務所の平成25年度計画事業費が約86億円に対して、26年度は約118億円、これに繰越事業費約35億円が加わり、今年度の事業費は約153億円となる。
年度内に全ての工事を発注する必要はないが、これだけ増えると受注する建設会社側も大変であろうと推測する。
吉本所長に質問すると、各課長と話し合ったが、昨年増員しているので事務所側は現員で対応できるとのことであったが、昨年度17件の不調不落があったという。
また、大幅に予算が増えたのが「防災・安全交付金事業」主に道路改修工事費である。この中には浦戸大橋の耐震補強工事の債務負担も含まれるとのことであり、これは数年にまたがる。
雨の中現地調査に出向いたのは久万川地震高潮対策工事の現場、昨日視察した土佐市の海岸防波堤は長さ20メートルの鋼管杭を地中に打ち込んで堤防を補強していたが、こちらは長さ13メートルの矢板を打ち込んで堤防を補強していた。
昨日聞いたように、ここも地震の際の液状化現象を防ぐ効果があるとの説明であった。

written by iHatenaSync