河野大臣、大林ミカ、ASG構想

今朝(4月1日)の産経新聞一面に櫻井よしこ氏「美しき勁き国へ」の記事と、二面では産経新聞の「主張」欄に、河野大臣が推薦した「自然エネルギー財団」の事業局長である大林ミカ氏が、政府のエネルギー関連の会議に提出された資料に、中国の国営電力会社「国家電網公司」のロゴマークの透かしが入っていたことを発覚した問題を取り上げている。

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私は、この問題を3月26日に、顧問を務める「責任ある積極財政を推進する議員連盟」の役員間メールで初めて知った。

また、同時期に国民民主党玉木雄一郎代表、榛葉賀津也幹事長の記者会見のYouTubeでも知った。

それで「自然エネルギー財団」のホームページに入って調べた。

この団体は2011年9月に孫正義が創設し、中国を中心に広くアジア諸国にまたがるエネルギー供給網「アジアスーパーグリット(ASG)の実現を目指すと書かれている。(2011年3月に東北大震災)

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原発や火力発電を段階的に廃止し、太陽光発電風力発電などの再生可能エネルギーにシフトするというものである。

上の写真は同財団のホームページにあるものだ。

太陽光発電風力発電は、原発や火力発電と違い安定していない。

そこで、日本が電力不足になった時には中国から電力を供給してもらうという構想である。

とんでもない話である。

日本のエネルギーは、原油はほとんどが中東に依存している。

電力まで中国に依存する構想は、日本を独立国家として存立出来なくする構想である。

この財団の大林ミカ事業局長を政府の会議へ推薦したのは河野大臣だそうである。

河野大臣と「自然エネルギー財団」との関係は相当前からある。

河野大臣は、防衛大臣の時には、自衛隊施設の電力を再生可能エネルギー依存するよう指示し、ある所では半分以上が再生可能エネルギーに依存しているそうだ。

木原防衛大臣は、自衛隊施設のこのような状況を速やかに改善すべきである。

また、河野大臣は即刻辞任させるべきである。

また、今回問題になった大林ミカ氏が提出した中国の「国家電網公司」のロゴの入った資料は、産経新聞の記事によると「大林氏が経済産業省金融庁有識者会議などのヒアリングに呼ばれた際や、国連、欧州連合(EU)の関連機関の会議への出席時に提出した資料にも同様のロゴがあった。」と書かれている。

これらも早急に対策を講じるべきだ。

幸いにも、高市早苗経済安全保障担当相、斎藤健経済産業相は危機感を持って対応しているとの報道がある。