四十数年振りに葛飾柴又を訪問し、寅さん像で記念撮影

3月28日(木)午後2時頃、柴又駅着、同郷の中学校(宿毛市立小筑紫中学校)の先輩である高木三千年さんがホームまで出迎えてくれた。

早速駅前の寅さん像で記念撮影、

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柴又を訪れるのは、女房と結婚した頃以来なので40数年振りだ。

私は大学生時代から映画「フーテンの寅さん」の大ファンで、今でもBS放送で放映される寅さんの映画を繰り返し見ます。

帝釈天題経寺の参道はすっかり綺麗になっていた。
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高木さんは、私の一つ上なので今年74歳になる。仕事を退職後、様々な縁で8年前から寅さん映画で「とらや」のモデルになったダンゴ屋「高木屋」で仕事をしている。何度か柴又訪問を誘われていたが、やっと実現した。

下の写真は高木屋の中にある。寅さんがいつ帰って来ても休めるようにとの配慮で「予約席」と書いてある。
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下の写真は高木屋の裏にあるお稲荷さんで、私が持っているのは高知県安芸市に寅さん地蔵を作った時に使った御影石のかけらだそうで、朝日新聞で紹介され、その記事のコピーを戴いた。寅さん地蔵の分身だそうです。「さくら元気か、みんな元気か」と書いてある。
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私は帝釈天題経寺の中に入ったのは初めてだった。高木さんは、高木屋の仕事で毎日のように来ており、高木さんの案内で、このお寺が彫刻で有名なお寺である事も初めて知った。

本堂の周りをぐるりと回る拝観コースに見事な彫刻がある。

この彫刻は大正12年頃から十数年かけて彫られたものだそうで、その末裔が参道で店を開いていた。

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下の写真は帝釈天題経寺の床柱である「日本一の大南天」だそうである。

この床柱を紹介した東京新聞の記事のコピーを読むと、滋賀県米原市の旧家に300年以上前にあった巨大な南天の木で、牧野富太郎博士が「これぞ日本一の大南天」と評した木であり、と書いてある。上は天井を抜けている。
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夜は高木さんと共通の友人である、高知県東京事務所の皆さんと上野駅近くの「土佐清水ワールド上野店」で懇親会、話が弾みました。

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積極財政推進議連と財政政策検討本部の勉強会に参加した。

3月27日午後3時より、衆議院第2議員会館の会議室で、私が顧問を務める「責任ある積極財政を推進する議員連盟」の第28回勉強会が開かれて出席した。

講師は森永康平氏、この議連では何度か講師を務めていただいている。

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森永康平氏は、「日本経済の現状と積極財政の課題」と題して話し、日銀のゼロ金利政策解除宣言について、実質賃金は22ヶ月連続のマイナス、実質消費者物価指数は2019年10月から連続マイナスを続けている。

また、日銀資料でも、2024年、2025年はコアコアCPI(食料品、燃料を除いた数値)は最大でも2024年が+2.1%、2025年が+2.0%で、ゼロ金利政策を転換するには時期尚早ではないかと話された。

また、公共事業投資も、国土交通省の資料では、年間5.3兆円として、災害が起きた後の事後保全では約12.3兆円かかるが、予防保全では約6.5兆円で済むとのデータがある。

予防保全に予算を投資すべきだと述べた。

この日は「積極財政を推進する地方議員連盟」の共同代表である、広瀬大海・佐渡市議会議員をはじめ6名の地方議員が参加されて、広瀬市議の挨拶の後、

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積極財政推進議連共同代表の中村裕之衆議院議員へ「与野党の垣根を超えた超党派議員連盟144名からの共通政策提言75」を手渡した。
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その後、自民党本部へ移動し、午後4時30分から党本部8階会議室で「財政政策検討本部」(本部長・西田昌司参議院議員)の勉強会へ参加した。

こちらの講師は元日銀副総裁の若田部昌澄早稲田大教授、若田部先生は数ヶ月前に積極財政議連でも講師を勤めて戴いた。

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若田部教授は、「高圧経済と統合運用 デフレ完全脱却のためのマクロ経済戦略」と題し講演、日銀のゼロ金利政策解除は時期尚早ではないか、中小企業の賃上げ状況が分かる6月以降に政策変更をしても良かったのではないかと話された。

この会で見ものであったのは、財務省から出席していた4名の官僚の態度であった。

そのうちの2名は幹部である。彼らの名誉の為に名前は書かないが、初めから終わりまで終始憮然とした顔付きで、赤ら顔に見えた。

まあ、元日銀副総裁に自分達の政策を批判されるのだから無理もないか。

おそらく彼らも自分達の政策が間違っていると考えているのではないかと、私は推測するのだが。

本日の勉強会は両方とも素晴らしい内容であったが、出席議員が少ないのが残念でした。

 

 

 

楽しい友人達

3月19日(水) 上野駅近くの居酒屋「土佐清水ワールド上野店」で、友人の元航空自衛隊戦闘機パイロットの戸田眞一郎さんと、その友人で航空自衛隊応援団の佐々木さんと懇親会をやりました。

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戸田さんは高知県窪川町(現四万十町)の出身で、

F-86セイバー、F-104スターファイター、F-4ファントム戦闘機のパイロットとして活躍し、第306飛行隊長を勤め、総飛行時間は5,323時間、そのうちF-4ファントム戦闘機の飛行時間は約2,500時間、数年前に出版した「熱血!"タイガー"のファントム物語」は飛行機ファンの間では大変有名な本です。

私とは、平成18年(2006年)6月航空自衛隊那覇基地の副司令、一等空佐であった時、中谷元衆議院議員から紹介され、当時高知県議会議員であった私は、3名の同僚県議と共に那覇基地を訪問して知り合い、以来、意気投合し、メールのやり取りから始まり現在まで交流を続けております。

数週間前のある夜、戸田さんから電話があり、中西さんを知っている女性と飲んでいるとの事、電話で話したのが佐々木さんであった。

私はすっかり忘れていたが、2014年私が高知県議会議員の時に、東部ニューギニアポートモレスビー攻略作戦(昭和17年7月〜18年1月)で戦没された兵士の慰霊巡拝にニューギニアを訪れた時に、当時はご存命であった生き残り兵士の西村幸吉さん(高知県出身)が住んでおられた埼玉県加須市の方々が数名参加されており、その内の一人であった。

佐々木さんの名刺には「入間航友会 入間支部」会員とある。仕事は会社の社長さんですが、航空自衛隊の応援団で、戸田さんと知り合いであった。

数週間前に戸田さんはじめ航空自衛隊OBとの懇親会で、戸田さんが私の名前を出し、それで電話をくれた事がわかった。

2時間半にわたり、楽しい話をさせて戴きました。

 

P&K.O全日本空手道選手権大会

3月20日(水)午前10時より、東京武道館で第38回POINT&K.O全日本空手道選手権大会が開かれ、大会会長として参加しました。

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北は北海道から南は九州まで、各地の予選を勝ち抜いた幼稚園、小学生から一般部まで256名が参加しました。

また、開会式では、私の開会挨拶の後、来賓として出席いただいた元高知県知事、国土交通大臣政務官の尾﨑正直衆議院議員から来賓挨拶をいただきました。(下の写真の真ん中に私と尾﨑議員がいます。)

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一般部では、この大会の創始者であり、極真会館第一回世界大会優勝者である佐藤勝昭宗師の関係で、スペイン極真会からも参加があり、一般男子重量級(6名出場)では、スペインのポル・スルゲーロ選手が優勝しました。

また、参加協力道場も佐藤塾以外に50の道場から参加協力をいただきました。

有難うございました。

午後4時すぎまで、大きな怪我人もなく大会を無事終了する事が出来ました。

関係者の皆様、有り難うございました。

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来年は3月31日、東京武道館で開催予定ですので、宜しくお願いします。

大会会場で第9回〜第10回(1995年)大会連続優勝者の阿部徹さんから長男の徹太朗さんを紹介され記念撮影しました。

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徹太朗さんは早稲田大学卒業後、航空自衛隊幹部候補生学校へ進み、戦闘機パイロットを目指して、まもなく航空学校へ入学してプロペラ機の実習に入るとの事です。たくましい!

大会終了後、有志で、綾瀬駅近くの居酒屋で懇親会、佐藤塾創立当時から今大会までの話に花が咲き、楽しい会でした。

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パーティー券問題、参議院政倫審で西田昌司議員が供述

3月14日、清和研のパーティーキックバック問題で参議院政治倫理審査会が開かれ、午前中は世耕弘成議員、午後は西田昌司議員、橋本聖子議員が出席して供述した。

世耕弘成議員は、安倍晋三元総理が暗殺された後の2022年8月上旬に、清和研幹部の塩谷立下村博文西村康稔議員の4人と事務局長で会を開いた。

その会合では何も決定していないが、収支報告書にも出る形で返そうではないかというアイデアが出て、私はそれなら反対しないという意見を述べた気がする、と語ったが、誰が提案したかは記憶にないと答えた。

これでは、国民も国会議員も納得しないだろう。

午後に出席した西田昌司議員は、世耕弘成議員の責任を取らない供述を強く批判した。

私は衆議院の政倫審も、武田良太議員の供述もテレビで見た。今回の西田、橋本両議員の供述を見て、事務所によってキックバックされたお金の処理の仕方がそれぞれ違う事が分かった。

マスコミ報道でも、清和研の各議員事務所でも困っていたとの報道があった。

西田昌司議員も繰り返し発言していたが、私も何故清和研だけがこういう裏金作りを派閥全体でしたのか、その理由がよく分からない。

西田昌司議員の政倫審での発言は好感が持てた。とりわけ、秘書がキックバックのお金の処理に困り、清和研の派閥事務所へ行き、領収書を受け取ってもらうよう頼んだが受け入れられず、お金を預けて預かり証を発行してもらったが、それらの事実を西田議員に伝えていなかったとの話があった。

西田議員は、私に伝えると清和研に抗議して、派閥の中での私の立場が悪くなる事を考慮したのではないか、と話し、そうであるなら私の責任だとも話した。

西田議員は参議院当選3回、普通であれば、大臣、副大臣政務官、委員長などの役職にもついている。それをしないのは、自分で要求しないからだと話された。

そういう経歴だから怖いもん無しで、派閥の中でも国会質疑でも常に自論を堂々と発言する。

西田議員は昨夜、BSフジのプライムニュースにも出演者して、私は最後まで見たが、その発言は非常に好感を持てた。