参議院予算委員会が始まった

3月2日午前9時から、参議院予算委員会の審議が始まった。
安倍総理はじめ全閣僚出席のもと、テレビ入りで審議が始まり論戦が行われた。
新型コロナウィルス肺炎に対する質疑がメインである。
安倍総理は小中学校、高校、特別支援学校の休校措置につき、専門家がここ1、2週間が感染が広がるか、感染を抑えられるかの山場であると言う意見のもと、この措置を取ったと何度も繰り返して答弁した。
野党の質問の中で、国民民主党足立信也議員(大分県)の質問が大変勉強になった。

足立議員は医者の立場で、以前政府の新型インフルエンザの対応にも当たったという事である。

昨年12月末頃、米国内でインフルエンザの大流行が心配だという事で、その対策を調査しているうちに年明けになって、中国で新しいインフルエンザが流行っているのではないかと言う噂があった。それがこの新型コロナウィルスであった。

米国の今シーズンのインフルエンザは政府発表で2月8日現在、感染者2千6百万人、死者1万4千人となっている。これは大変な事だ。

新型インフルエンザに対応した時の特別法があるので、それをもとにして、改正するなりして即座に対応するべきではなかったかとの質疑があった。
これは聞き応えがあった。
野党の質問に対して、厚労省の答弁の準備がなかったらしく、途中で委員会が中断した。

なお、日本の直近の感染者数は、茂木外務大臣から239人との答弁があった。

その為、2日間で12名が質問に立つ予定だが、5人目の浜口誠議員の途中で委員会が散会した。
本日も午前9時から残りの7人の質疑が行われる。

私は明日の午前10時頃から質問に立つが、テレビ中継はない。質問内容は、度重なる豪雨災害に対する河川堤防の整備について、F-15戦闘機の改修計画について、を行う予定です。