参議院議運でコロナ対策の質疑

2月3日(木)参議院議院運営委員会の正規委員の代役として出席した。

今日の議題は、新型コロナウィルス感染症蔓延防止等重点措置の期間延長や和歌山県の追加などに関する質疑であった。

自民、立憲、公明、民主、維新、共産の各会派から質疑が行われた。

野党の多くの委員はPCR検査体制を強化せよという主旨の質問が多く、前提となるのが感染者の増加、重症者八百数十名の数字を重視したものだ。

ここ数日、世界各国では、オミクロン株は感染力は強いが重症化する確率は低く、死者の増加はないと判断して、感染者が増え続けても屋外でのマスク着用義務を解除するなど、規制を緩める措置が取られていると報道されている。

普通の風邪と同じだと判断されているからだ。

日本は、世界の中では飛び抜けてコロナの死者数が少ないにもかかわらず野党の国会議員の多くは大騒ぎをしている。

答弁に立った山際大臣も「オミクロン株は感染力は強いが、重症化する確率は低い」と答弁していた。

昔から「風邪は万病のもと」という言葉がある。

「風邪がもとで死んだ」と言う話もよく聞いた。

既往症を持っている人は、重症化したり亡くなる場合も多い、インフルエンザはもっと死者数が多く、例年4ヶ月間で1万人の死者が出ていると推定されている。

私は股関節と、膝の人工関節置換手術を受けた際に約1ヶ月の入院を3回経験している。

その時には朝晩必ず体温を測られた。入院患者が風邪に罹ると命に関わるからだと聞いた。

コロナ以前は、風邪やインフルエンザで亡くなった話は毎年のように聞いたが大騒ぎにはならない。皆さんが仕方ないと思っているからだ。

新型コロナが見つかってから3年目に入り、症状も分かってきた。

何故コロナ患者だけは重症化させない、死なせてはならないという考え方となるのか理解出来ない。

早く頭を切り替えて、第2類感染症から第5類感染症にすべきだと思う。