6日(水)午後3時から「責任ある積極財政を推進する会」の第5回勉強会が、衆議院議員会館地下1階の大会議室で開かれた。
演題は「世界的なインフレの中で日本がどう再生するか」、今日は、田村秀男先生が私と同郷の高知県出身で、日頃から私が経済・財政問題を教えていただいている関係で、冒頭で先生の紹介をさせていただきました。
田村先生は、先進国の中で日本だけがデフレで二十数年間経済成長をしていないことが分かるグラフを示しながら、その理由として、財務省と政治家がデフレを容認してきたと話されました。
長年にわたる日本のデフレの中で、とりわけ第二次安倍政権になってから実施された日銀による金融緩和政策で国内にダブついた資金は、国際市場を通じて中国へ流れ、それが中国の経済成長に繋がっている。
(最近出版された田村秀男先生の「経済成長とは何か、日本人の給料が25年上がらない理由」(ワニブックスPLUS新書)を読んでいただけるよう宣伝しております。)
日本が早くデフレから脱却する為には、緊縮財政を止めて積極財政に切り替える事。
需要を喚起する為には、国内にダブついている資金を海外に持ち出さないで、国内で使う為に政府が財政出動をする事。その為には積極財政を推進する会の議員さんに期待している事などを話されました。
この講演内容は2〜3日後に動画で公開しますので是非ご覧下さい。
本日は、この時間、衆議院、参議院ともに委員会が開催中のため参加者が若干少なかった。