極真空手浜井派、浜井織安会長のご逝去に際し、哀悼の誠を捧げます。

12月14日、プロレスラーの宮本和志氏の公式YouTube「カズシズチャンネル」で、浜井織安先生ご逝去の一報を聞き、大変驚きました。

心より、哀悼の誠を捧げます。

昨晩、同じYouTubeで、第二報が放映されたので、

https://youtu.be/t_eefPNdKmo?si=V8Hh6e3tc-b5GSaO

道家浜井織安先生に対する私の思いを述べます。

私は浜井先生とは面識はありません。

昭和52年(1977年)7月、26歳の時に、佐藤勝昭塾長率いる日本空手道佐藤塾に入会したところ、佐藤勝昭塾長から、いきなりその時の秋に開催される極真会館主催の第9回全日本空手道選手権に出場するよう言われて、出場した。

浜井先生のご逝去の報を伝える以下の「イーファイト」ニュースでは、私は1回戦で判定負けしたが、浜井先生はこの大会で2度目のベスト8である4位に入賞している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/08fb0a8554820364f6841416839b4ce594982679

第9回大会は東孝先生が優勝され、その後極真空手を退会して大道塾を起こされた。

東孝先生は、佐藤塾を設立した当初から、佐藤塾の昇段審査会や納会に来ており、何度か面識はあった。

6年前であったか、私が国会議員になってからP&K.O空手道大会で再会した時に「おう、中西さん、覚えてるよ」と言ってくださった。

その東孝先生も一足先に旅立たれた。

一連の報道によると、浜井先生は私と3歳違いの年下だが、学年は2年違いのようだ。

私は、佐藤塾に入門する前から浜井先生の事は、極真空手の強豪の一人として知っていたと思う。

試合も何度か見た覚えがある。

当時、佐藤勝昭師範から「浜井は一橋大学の出身で、頭もいいんだ」という、非常に好意的な話を聞いた覚えがある。

昨年からプロレスラーの宮本和志さんのYouTubeで、浜井先生の話を聞く機会があり、何十回も見た。そして、多くの回で、浜井先生の話に賛同した。

浜井先生がレンタルビデオ会社を経営して、大変な実業家でもあった事も初めて詳しく知った。

とりわけ、日本の真の歴史に精通されている事に驚いた。

浜井先生の歴史観は私の歴史観とほぼ同じであった。

また、中国にも極真空手を広めた状況についても、初めて詳しく知った。

さらに、極真空手松井章圭会長が、口利きで100億円手にしたと言われたグッドウィル事件では、浜井先生がこのYouTubeで話していた「グッドウィルで380億円を稼いだ男」という本を読んで真相を知った。

また、このYouTubeで浜井先生が、佐藤勝昭師範の話をされていたことが何度かあり、その時に佐藤師範に電話して、浜井先生が佐藤師範の話をされていた事をお伝えすると、喜んでおられました。

私は、昨年から、佐藤塾主催で始まった、P&K.O.空手道選手権大会の大会会長を仰せつかって、空手道に関わってますが、7年前から、佐藤塾時代から面識のあった、沖縄市にある剛柔流沖縄館の仲本喜一館長から琉球古武道を教わっており、大会空手とは違った稽古を続けております。

浜井先生が始められた護身空手は一度も見た事はありませんが、極真空手を武道空手に近づけようと努力されている事はよく伝わって来ました。

武道としての空手道発展の為に尽くしておられた浜井先生が、まさか、こんなに早く亡くなるとは想像してませんでした。

ご本人が一番残念でしょう。

あらためて、哀悼の誠を捧げます。