日本で初めての海兵隊で、その生き残りが西村幸吉さんだ。
この会はご遺族以外でも同じ思いの皆様が集い、本当にあっという間に時間が経ち、まだまだ時間がほしいと感ずるほど話がはずむ。
元県議の大石宗君が、広島県福山市の市議会議員である大田祐介氏が編集、執筆した、南海支隊の構成部隊であった歩兵第41連隊(福山市で編成)の足跡を記した「永遠の四一」を再度持って来たので買って読み始めた。
元兵士の手記がたくさん載っている、力作だ。
この西部ニューギニアの戦いで、昭和19年10月2日、私の叔母の父、大月町龍ヶ迫出身の武田春吉氏が戦死された事は、昨年叔母から聞いた。
妻と6人の子供を残しさぞや無念であったろう。
未亡人となった妻は戦後6人の子供達を育てた。私が知り合った当時は温厚なお婆ちゃんで、戦争未亡人であった事は全く知らなかった。
春吉氏はヤカチ川周辺で戦死されたようだが、戦死広報はカカチ川となっていた。おそらく読み違いだろうと思う。
これもニューギニア戦に詳しい友人に教えてもらうまで分からなかった。