2日から4日まで沖縄に行き、他の仕事を兼ねて、剛柔流沖縄館の仲本喜一先生から古武道の棍、サイ、トンファーなどの基本振りを教わった。
仲本先生は剛柔流の開祖宮城長順先生から直接教わった数少ない直弟子の1人だ。昭和3年生まれの90歳になる。
空手一筋の人生を送っており、私よりはるかにお元気だ。愛車はマツダ・ロードスター、スポーツカーで沖縄市以外の2ヶ所の道場にも指導に行く。
この日はちょうどニュージーランドから3人の支部長が古武道の講習を受けに来ており、仲本先生のお孫さんである東卓馬師範(28歳)が稽古をつけており、その様子をビデオ撮影させて頂いた。
下の写真は昇段允可状、講習終了書を受け取る支部長
今月10日からはオーストラリアに空手指導に出向く予定で、一年の半分くらいは海外で指導していると話していた。
先生のこれまでの生き様は非常に面白い、20台前半に、材木商の用心棒としてアフリカのザンビアを訪れたのが海外渡航の始まりで、そこで空手道を広めたという。
剛柔流開祖・宮城長順先生の修行した中国福建省を中心に、中国渡航歴は47回に及ぶそうだ。
現在一代記を執筆中だという事で、楽しみにしている。