ロシアがウクライナ侵攻するにあたり、戦費の調達がいつまで待つか? ロシアは国の経済力に乏しいことは以前書いた。
ここ数日、中国がロシアからの天然ガス輸入を増やし、小麦も輸入増加するというニュースが流れている。
ロシアに有利な状況が続く。
しかし、26日のロイター電によれば「米国、英国、欧州、カナダは26日、ロシアを国際銀行間の送金・決済システムのSWIFT(国際銀行間通信協会)から排除することで合意した。ウクライナへの侵攻を続けるロシアへの新たな制裁措置の一環。」との報道があった。
タイミングよく、今朝(27日)の産経新聞の日曜経済講座に、論説委員の田村秀男氏がこの件を書いている。
記事によれば、「ロシアはドルを中心とする国際金融市場から事実上、全面的に締め出されることになりかねない。」
一方で、「ロシアの金準備と保有米国債の推移を見ると、ロシアは2013年、1400億ドル近い米国債を保有していたが、段階的に減らし、昨年11月には24億ドルとした。
代わりに急増しているのは金であり、13年に約400億ドルだった金準備を、20年には1400億ドル近くまで積み増した。」と書かれている。
ロシアは準備万端なのか。